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2016/11/03

瑞枝通信 No.30「習慣って、どうやって変えるんですか?(その5)」

2016/10/31 発行
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こんばんは、小椋です。

朝晩、冷え込むようになりましたね。
いかがお過ごしでしょうか?

今回は、
習慣を変える時に役立つ知識として
・パレートの法則
・成功曲線
この2つをお伝えします。

まず、パレートの法則とは?

結果の80%は、
原因の20%が生み出す、
という傾向のことで、
80:20の法則、とも言われます。

例えば、
・富の80%は人口の20%が所有する
・業績の80%は社員の20%があげる
・トラブルの80%は顧客の20%が起こす
など。

この法則が、何の役にたつ?

結果の80%に影響を与えるには、
原因のすべてを修正する必要はない。
そのうちの20%を修正すれば、
十分、変化を与えることができる。

この方針を与えてくれるので、
ビジネスの世界では重宝されています。

私たちのテーマには、
どう、関係する?

チャートの「9」を変えるには、
「1」〜「8」のすべてを
修正する必要はない。

そのうちの20%を修正すれば、
「9」の80%は変えられる・・・
と、こうなりますね。

その20%とは何か?
それを知ることがポイントです。

世にある様々な治療法で
効果が実証されているものは、
ある程度、この20%にヒットしている、
と言えます。

でも、チャートは、個々人で多種多様。
では、どうするか?
一つの方法は、
いままでの自分の経験を活かすこと。

チャートを書き込んで、
うまくいったパターン、
うまくいかなかったパターンを整理し、
自分にとっての「20%」がどこなのか、
あぶり出していく、
という(地味な)作業ですね。

ところでチャートとは、

「5|8|7|
|4|9|6|
|2|1|3」

1:からだ 2:性 3:お金
4:感情 5:感覚 6:イメージ
7:ことば 8:信じていること
9 変えたい習慣(症状)、

でしたね。
ダウンロードはこちら http://psm-sm.com/2016/10/10/mandala-chart/

また、これは、前回にお伝えした
「選択と集中」のテーマに通じます。
その有効性を支える、背景の法則、
とも言えます。

では、もう一つ、成功曲線について。

これは、
成果をあげるために努力する様子を、
労力を費やした時間を横軸、
達成した成果を縦軸として、
グラフにしたものです。

見た方が早いので、
図はこちら http://psm-sm.com/2016/10/31/成功曲線/

かけた時間だけ、
成果があがっていいはずだ、
という自分のイメージと、
実際のギャップが大きい時期が、
必ずでてきます。
このとき、不安、怒り、絶望などの
感情がうずまき、
努力を放棄するリスクが高くなります。
この時期が
あると知っているのと、
知らないのとでは、
この時期の、乗り越えやすさが、
違ってきます。

また、一定の期間をすぎると、
急速に成果が現れることも、わかります。

この一定期間とは、
どのくらいでしょうか?

あげたい成果の、難易度によりますが、
一般的には、
難易度が低い場合は3週間、
高い場合は3ヶ月、と言われています。

さて、
習慣を変えたいと思ったとき、

Do:
原因の20%に集中し、
3週間、または3ヶ月間は、
コツコツやってみる。

Don’t:
あれもこれもと手を出し、
1〜2週間、または1〜2ヶ月で
あきらめてしまう。

それでは今週も
マイペースで乗り切りましょう!