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2017/06/06

不眠に効くアロマ:ラベンダーなら、これ!


さて、今回は、
アロマ(精油)のお話しです。

今までも、不眠の方に、
内服に頼らない方法として、
積極的にオススメしてきました。

が、具体的に、この精油で、
とまでは、お伝えできていませんでした。

今年に入って、
これだ!というラベンダー、
発見しました。

実際、クリニックでも、
診察室のサイドデーブルに置いて、
必要な方に、
直接、匂いを体験してもらっています。

小椋が発見したとき、
眠気が来て、
お店で「落ちそう」になりました。

いままで、アロマやったことあるけど、
イマイチだった・・・という方も、
これなら!と、
ネットショップ名をメモして帰られたり、

アロマなど、考えたことなさそうな、
中年男性の方も、
確かに、効きそう・・・と、
一週間、試してもらうことになったり。

その精油、こちら↓
http://lien.base.ec/items/1727578
リアン、というブランドです。

世の中、
多くの精油が出回っていますが、
品質は、
玉石混交のようです。

精油は、
それを採取する植物を栽培する、
土壌や気候、産地によって
その含有成分が変わり、
効果も変わるようです。

これ、実は、漢方も同じです。
同じウコンでも、
中国のどこそこで取った・・・
というものと、日本のもので、
全然、効き方、違う。

リアンのラベンダーは、
南仏の自然公園内で採取された
標高1600m級の野生ラベンダー。

そして、以下に挙げる、
精油を選ぶ時のチェックポイント、
全て、満たしています。
参考図書:こちら↓
https://www.amazon.co.jp/医師がすすめる「アロマセラピー」決定版—肥満、ぜんそく、アトピーからパニック障害まで撃退-ビタミン文庫-川端-一永/dp/4837612202

1 植物の学名が明記されている

ラベンダーと一口で言っても、
いろいろあります。

鎮静効果を持つものは、
真性ラベンダーで、
学名は
Lavandula anguvstifolia。

2 100%天然である

長持ちさせるため、
特定の成分を抜き、その結果、
効果が減弱している場合も、
あるようです。

3 有機農法栽培である

農薬や化学肥料に由来する
化学物質が混入する状況は、
避けたいですね。

4 抽出部位が明記されている

花、茎、葉など、
部位によって、
含有成分が大きく変化します。

5 生産国でびん詰めされている

精油は
空気、光、熱で変質します。

6 含有成分のデータが開示されている

連絡すれば、ロット番号ごとに
教えてくれます。

・・・

ただし、クリニックでオススメした
ある男性の方は、
この匂いはちょっと・・・と
合わないようでした。

合う、合わないは、
ほんと、人それぞれですね。

無難ではない、
実際の効き目があるからこそ、
合う、合わないが、
出やすいのかもしれません。

・・・

精油の中の芳香分子は
吸入により、
鼻と、肺から、
体内に吸収されます。

嗅覚、という感覚は、
五感の中でも、特殊で、

鼻の粘膜にあって、
芳香分子をキャッチする
嗅神経細胞が、

途中に、
中継する神経細胞なしに、
直接、脳に情報を伝達します。

脳を直撃、です。

また、肺の中の、
肺胞という、
小さな「袋」から血液に取り込まれた
芳香分子は、

5分後には、
採血で血中に確認できます。

鼻からも、
肺からも、
速効、です。

・・・

さて、
アロマって効くの?
と疑問がある場合、

Do:
効果が期待できる
精油を使って
チャレンジしてみる。

Don’t:
今までの経験と先入観で、
不眠に対する選択肢から、
アロマを外してしまう。

いかがでしたでしょうか?
同じ悩みをお持ちの方は、
ぜひ一度、お問い合わせください。