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2020/07/13

アプリ「みっぷ」に込められた願い②:世の初めから隠されていることとは何か



前回は、当院開発中のアプリ、
「もるみっぷ」をご紹介しました。
こちら↓

「もるみっぷ」や、その最終形である、
「ふるみっぷ」には、
小椋のいろんな願いが込められていて、

そのアプリが稼働する前でも、
その事情についてお伝えすると、
読者の方の元気の足しに
なるかと思っています。

で、予告通り、
小椋の中学時代の
不登校のエピソードから始まります。

・・・

中2の三学期から
登校するのを拒否した訳ですが、
当時、その事情を問われて言葉にしても、
誰にも伝わる自信がありませんでした。

言葉にしたなら、
こんな感じになります。

ほんとうのことは、
誰も教えてくれない

ほんとうのことは、
誰も知らない

ほんとうのことを、知らない、
ということを、誰も気付いていない

誰も気付かないようにさせる仕組みが、
社会にはある

その最たるものが、
学校だ

だから、
学校に行くのをやめる・・・

・・・

むむむ、
こいつ、メンドクサイ(苦笑)

友人もいたし、
いじめにあったわけでもないし、
勉強はできたし、
部活もやってたし、
からだは健康体だったし、
両親の関係もとりあえず悪くなかったし、
行かなくなる理由が
周囲には全く見当がつかず、
でも、
本人は、とほうもないぐらい、
孤絶していました。

その少年が言っていた、
ほんとうのことって、
何なのでしょうか?

18才の頃、
現代思想や哲学、社会学などの
硬い本を読みあさる中でやっと、
答えを見つけました。

フランスの社会哲学者、
ルネ・ジラールの本、
その名も、
『世の初めから隠されているもの』

あ、この本の中に
ほんとうのことが書いてある、
ということは、わかったのですが、

でも、かなり難解で、
十分に理解するには、
人生経験が足りなさすぎました。

いま、やっと、
その宿題に取り組む準備が
できたようです。

・・・

前回、
読者の方の多くが、
きっと感じているだろう
苦悩を二つ、挙げました。

このつらい日々の療養生活って、
マイナスをゼロにもどすだけの
苦行なのか?

この私の苦しみを、なぜ
社会の多くの人たちは、
まるでなかったかのように
生きているのか?

ルネ・ジラールの理論は、
その苦悩のよってきたる淵源について、
指し示してくれます。

そして、アプリ「みっぷ」は、
それを解消したいと
企んでいるのです。

・・・

ちょっと、遠回りになりますが、
次回から、
難解なジラールの理論の、
最低限、必要な部分を、
ちょー、簡単に
お伝えして行きます。

何がおきて、
この苦悩が自分の身に降ってきているのか、
その事情が理解できると、
苦悩自体は、続きますが、
苦悩に苦悩することは、
減ります。

・・・

みっぷの話を聞く時、

Do: 
みっぷは、
社会を変えようとしているんだ、
と理解する。

Don’t: 
ルネ・ジラールなどの名前に
恐れをなす。

いかがでしたでしょうか?
同じ悩みをお持ちの方は、 
ぜひ一度、お問い合わせください。