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2020/11/23

エナジー・バウンダリー入門⑦:ハイヤーセルフを体験する



さて、今回も、
エナジー・バウンダリーのテーマが
続きます。

前回は、こちら↓

ハイヤーセルフについて復習し、
それが、
エナジー・バウンダリーを修復する
自己治癒力のみなもとになる、
というお話でした。

ほんのちょっとでもよいから、
自分なりの、
いま、自分は
ハイヤーセルフとつながっているに
違いない・・・
という感覚を、
準備しておきましょう、
という宿題もありました。

このシリーズの残りは、
その感覚を前提に
すすめていきましょう。

・・・

さて、いよいよ、
どうやって具体的に
ダメージを修復していくのか・・・

そのテーマに進みたいのですが、
実際、
先ほどの宿題、
ちょっと、大変ですよね・・・。

でも、その感覚が、少しでもないと、
シリーズの残りが、
字面を追うだけになってしまう。

なので、
小椋の場合は、どうなのか、
その、ひじょーに個人的な状況を
今回、お伝えして、
ヒントにして頂ければと思います。
※具体的は修復の方法は次回!

・・・

小椋が、どんな経過で、
ハイヤーセルフと接触してきたか、
現に、接触しているのか、
その個人史を、
皆さんに役に立つように
整理するには、

このメルマガでおなじみの、
人間には、情報を得るための
6つのチャンネルがある、
という考え方が、便利です。

こちら↓

・視覚
・聴覚
・身体感覚
・身体運動
・他者との関係
・世界との関係、の6つ、
でしたね。

・・・

<視覚>
部屋を薄暗くして、
左右の人差し指を近づけると、
うすーい、ちょっと白い、
微粒子の気流のようなものが
軽やかに、でも、すごく早く
指の間に流れているのが、
見えます。

たぶん、これが、
小椋のからだの全体を
包んでいるんだろう、と
思っています。

これが、
ハイヤーセルフそのものでなくとも、
それが生み出しているものなのだろうと、
今なら、わかります。

確かに、実際の外界に
見えるというのは、
強い印象を与えますが、

内的なイメージの方が、
インパクトある場合も、あります。

精神科医のユングなどは、
ハイヤーセルフが、
老賢人の像として、夢に
出てきたりします。

小椋の場合、
夢が、わりと苦手です。
かわりに、
自分のからだの、内的なイメージは
かなり、詳細な地図のように
内的に、見えます。
バレエの修練の影響が
大きいと思います。

<聴覚>
小椋少年が、ピアノの音に
聞き入った、というエピソードは、
こちらで、紹介しましたね。↓

音や、音楽で、
フローの状態になる方、
多いと思います。

特に、内的な音としての、
ことばが、それに伴うと、
メッセージ性を持ち、
ものすごいパワーを発揮します。

繰り返し聞きたくなる音楽は、
ハイヤーセルフとの接触を
準備する力があります。

<身体感覚>
多分、小椋は
これが発達しているようです。

毎朝、椅子に座ってやる
儀式があるのですが、

スッと伸びた背骨の、
左右の両脇に、背中側に、
太い、しっかりしているけど柔軟な
柱が、二本、感じられるのです。

呼吸とともに、
その柱が充実して
中心の背骨を、感覚的にですが、
観音開きのように開く。

すると、背骨が
天空の高みと、
地底の深みとを、
スーッとつなげる感覚が生まれる。

最近、この感覚に加えて、
左右の柱の、
肩甲骨あたりに、
大きな翼が
左右に広がっている感覚がある。

この翼が、自分の翼、
というよりも、
自分の後ろにたっている、
自分より背の高い、
多分、大天使の翼なんだろうな、と
なんの違和感もなく、
納得できた日がありました。
多分、自分を
見守ってくれているのだろう。

目の前には、見えませんが、
多分、小椋のハイヤーセルフの
一つのカタチになったものなんだろうと
今、感じています。

診察で、患者さんを
診察室に呼び込むために
席を立ち、席にもどる、
その一瞬に、一回、深呼吸をして、
この感覚を確認するようにしています。

<身体運動>
小椋の20代は、ひたすら
クラシックバレエに取り組んでいました。
その後も、気功や太極拳、ヨガ、など、
なにかしらは、やってきています。

先ほどのご紹介した
身体感覚は、
30年間、コツコツ取り組んできた
その集積なんでしょうね。

<他者との関係>
小椋の場合は、
特定のアーティストとの関係が
重要なようです。

既に紹介した、
舞踏家の土方巽は、
まさに、そうです。

多くの方が、
自分のたましいを代弁してくれる、
ミュージシャンをこころに抱いているのは、
ハイヤーセルフとの接触を、
無自覚に、試みているからだろうと
思います。

音楽で、フローの状態になり、
歌詞で、間接的に、
ハイヤーセルフからのメッセージを受取り、
ライブでからだを揺らすことで、
それを全身で受け止めようとする。

でも、ライブが終われば、
スイッチが切れたように、
いつもの自分だけに
もどってしまう。

小椋の場合と、
何が違うのか?

多分、人間としての
ミュージシャンのイメージが、
ハイヤーセルフとの接触を、
最終的には、逆に、
邪魔してしまうのだろう。

ライブで得た感覚を、
普段の自分の、
視覚か聴覚、
身体運動か身体感覚のイメージに、
落とし込むことが、
必要。

すると、そこに、おそらく、
ミュージシャンのイメージを超えて、
ハイヤーセルフとつながる感覚が
育っていくと思います。

<世界との関係>
このチャンネルは、
自分のたましいを代弁してくれる、
小説や映画などの作品、と考えると
整理がしやすいでしょう。

患者さんの中には、
ディズニー映画ラブ、
という方、おられます。

間違いなく、それが、
その方のハイヤーセルフが
コンタクトを取ろうしている動きなのですが、

作品としての映画自体に
注意が奪われすぎて、
例えば、夢をみても、
その映画自体の夢しか見れない、
という感じですね。

それが、例えば、
この世にみたこともないような、
名前もわからない、
ものすごく美しい花の夢を見た、
としましょう。

その香りも、感じられる。
その微粒子まで、感じられる。
実は、その香りで、
自分は包まれているのではないか。
いや、きっと、そうだ。

ほら、
人差し指どうしを近づけると、
その微粒子が、
指の間を流れているのが感じられる。

それが、実感できたとき、

それが、その方の
エナジー・バウンダリーとなり、
ディズニーのメッセージを借りて、
ハイヤーセルフが
その方にメッセージを伝えている、
という状況が、
生まれるのです。

どんなにつらいことがあっても、
決してあきらめなければ、
助けの手を差し伸べる者が、
必ずでてくる・・・などなど。

・・・

やや長文になりましたが、
前回の宿題がこなせるように、
かなり感覚的ですが、
コツのようなものを、
お伝えしました。

・・・

ちょっとしたことでも
影響を受けやすくて
困っている時、

Do: 
今の自分で体験できる
フローの状態から出発して、
ハイヤーセルフとつながるためには、
ちょっとしたコツがいると知る。

Don’t: 
自分のたましいを代弁してくれる
アーティストや作品を体験しているのに、
コツを知らないために、
ハイヤーセルフとつながれないままでいる。

いかがでしたでしょうか?
同じ悩みをお持ちの方は、 
ぜひ一度、お問い合わせください。