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2017/07/17

胸腹式呼吸を活用したストレッチ:腰部と股関節②

今回は、
胸腹式呼吸を活用したストレッチの4回目、
腰部と股関節②です。

胸腹式呼吸については、こちら↓
ストレッチのための呼吸法:胸腹式呼吸の準備
ストレッチのための呼吸法:横隔膜を使いこなせ!

1回目、2回目、3回目の記事は、こちら↓
胸腹式呼吸を活用したストレッチ:肩と背中
胸腹式呼吸を活用したストレッチ:首
胸腹式呼吸を活用したストレッチ:腰部と股関節

・・・

では、早速、取り組んでみましょう。

姿勢は、ヨガで、橋のポーズ、
と呼ばれるものです。

仰向けに寝た状態から、
足の裏をしっかりと床にふんばって、
腰を高く上げた姿勢です。

ポイントは、二つ。

一つは、胸腹式呼吸で、
しっかりとドローインを行うこと。

※ドローインについては、こちら↓
ストレッチのための呼吸法:横隔膜を使いこなせ!

もう一つは、
両方の膝を意識すること。

では、この姿勢のまま、
胸腹式呼吸をやってみましょう。

<吸気>


横隔膜を下げると、腹圧があがります。
赤矢印の方向に、腰、太ももが
風船のように広がるイメージです。

この時、ポイントは、
両方の足が、床をしっかりふんばって、
両方の膝が、腰から遠ざかるように感じることです。

<呼気>


横隔膜を、ドーム状にもどすと、
下腹部の内臓が、ドームに吸い上げられるように、
へこんでいきます(ドローイン)。

この時、ポイントは、
吸気で、しっかり遠ざかった両膝を
その位置で固定したまま、
赤矢印の方向に、
太もも、腰、下腹部の内蔵が、
引っ張り上げられる感覚を、イメージすることです。

これにより、
・大腿四頭筋(太ももの筋肉)
・腸腰筋(腰の奥にある筋肉)

ぐにゅーっと、引き延ばされます。

・・・

さて、
まとめは、前回と同じです。

Do:
胸腹式呼吸をしながら、
ストレッチの姿勢をとる。

Don’t:
息を止めたまま、
あるいは、痛みをこらえながら、
ストレッチの姿勢をとるだけ。

いかがでしたでしょうか?
同じ悩みをお持ちの方は、
ぜひ一度、お問い合わせください。