2020/05/04
スピリチュアル・リテラシー入門⑭:まとめとしての映画『ラッキー』
唐突ですが、
『ラッキー』という映画、
ご存知ですか?
(2017年、アメリカ)
宣伝コピーを引用すると、
90歳の気むずかしい現実主義者が
人生の終盤で悟る「死とは何か」。
『パリ、テキサス』の名優
ハリー・ディーン・スタントン、
最後の主演作。
となります。
※ラッキー:
主人公(男性)の名前。
この映画、オススメです。
公式サイトは、こちら↓
ラッキーは、
「たましいなんかない」
(死んだら、無になるだけ)と
ずっと思って生きてきました。
でも、実際、
死を予感し始めると、
ものすごく、こわい。
そのあたりの葛藤に、
彼なりの回答を出すのですが、
これ、
今回のシリーズのテーマ
そのものですね。
アメリカ南西部の
忘れられたように静かな町、
そこに暮らす人々の日常を
ゆっくりと
カメラが追っていきます。
このシリーズで扱った
ペット(アリー)のこと、
自然との交流のことなども、
そのまま、でてきます。
大きなリクガメや
大きなサボテンなど・・・。
恐怖、という感情と
どう付き合うのか、
という感情リテラシーも
でてきます。
副教材に
したいくらいです(苦笑)。
別の機会に
お伝えしますね。
・・・
さて、このシリーズも
14回目になります、
今までで、最長・・・(苦笑)
でも、長いだけあってか、
実は、大切な部分は前回までで、
ほぼ、お伝えできています。
この点をご理解いただくために、
ここまでの流れを、
一旦、整理してみましょう。
・・・
SQ21の中から
11のスキルを取り出して、
取り組んだものは、
以下の4つ、です。
・No.9「人間の知覚には限界があると知る」
・No.6「自分が宇宙全体と相互作用していることを知る」
・No.10「宇宙には五感を超えた(霊的な)法則があると知る」
・No.11「宇宙を司る超越的な何ものかを体験する」
え?!
14回もやって、11個のうち、
たった4つ・・・。
ちょっと、がっかりかも。
でも、この4つが、
一番、とっつきにくく、
かつ、なかなか
バランスの取れたスタイルで
教えてくれるガイドラインが
この世の中にない部分、ですね。
今まで取り組んできたことを、
今まで出てきたキーワードを使って
ギューッと要約すると、
次のようになります。
精神疾患の苦しみから、
最終的に脱出するためには、
SQを上げる必要があり、
そのSQを上げるためには、
エゴと
ハイヤーセルフとの
コミュニケーションが
スムースになることが必要で、
そのためには、
自分なりのフローの状態の中で、
エゴを手放し、
ハイヤーセルフに身を委ねる
という体験を通じて、
感情リテラシーや
認知リテラシーの
スキル向上に取り組むことが
最初のステップとなる、
そして、
その取り組みの先に、
自分のエゴと
自分のハイヤーセルフとが
クリアに区別できたなら、
その結果、
人が死ぬ時、
肉体を含むエゴは消滅するが
ハイヤーセルフは残る、
ということが
実感を持って
信じられるようになる、
ということですね。
そして、
この最初のステップって、
けっこう、
大変ですよね(苦笑)。
なので、
これ以上先のステップについて
詳しくお伝えしても、
消化不良になるだけかも
しれません。
だから、
いままでの14回で、
けっこう、十分だろう、
と考えています。
・・・
ちななみに、
残されたスキルは、
次の7つになります。
・No.1「自分の世界観を知る」
・No.2「自分の人生のミッションを知る」
・No.4「自分の内的葛藤に適切に対処できる」
・No.5「エゴとハイヤーセルフが区別できる」、
・No.12「霊的成長に注力できる」
・No.13「人生をハイヤーセルフに導かせることができる」
・No.14「ミッションに従って生きる」
No.5以降が、上級編になります。
機会があれば、
お伝えしたいと思いますが、
要は、
エゴとハイヤーセルフとの区別が
ある程度、できてきたら、
そのハイヤーセルフが、
日々の自分の日常生活で
主導権を握るようにさせる、
ということです。
No.4は、結局は、
感情リテラシーと
認知リテラシーに取り組めばよい、
というようにまとめることができます。
次回、
No.1とNo.2について
簡単に整理して、
このシリーズを終了しましょう。
・・・
さて、
人は死んだら
無になるという見方で
苦しんでいる時、
Do:
『ラッキー』を観てみる(苦笑)。
Don’t:
『ラッキー』の
低評価レビューばかりを信じる。
※ガンコ親父が
日常生活を送っているだけで、
何が伝えたいのか全くわからない、
という主旨のレビュー、
けっこうあります(苦笑)
いかがでしたでしょうか?
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