求人情報

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医療法人瑞枝会の求人サイトへようこそ

求職者へのメッセージ
このサイトは、
・当法人への入職に関心をお持ちの方
・当法人が提供する対人援助スキルの研修に関心をお持ちの方
そのような皆さまに役立つ情報をご用意しています。

ご挨拶が遅れました、理事長の小椋哲と申します。
お陰様で、H28年12月、京都市の中心で開院した瑞枝クリニックは、
H30年9月に医療法人瑞枝会クリニックに改組し、
R6年8月現在、通算8年目に入りました。
新患予約が1年先待ちとなれば一旦、新患受付を中止し、
新患リストが半年先までに戻れば、受付を再開する、
その繰り返しの状況で、
早めの初診をご希望の皆さまには、ご不便をおかけしております。

精神科医1名、医事受付3名、事務長1名(臨床心理士兼任)、
財務顧問1名の少数精鋭での運営ですが、
良質な予約診療を自在に取り入れた
診療モデル(「瑞枝会モデル」)が精神科ユーザーの皆さまの
ニーズに合致した結果と考えております。

また、クリニックに併設の瑞枝カウンセリングオフィス
クリニックの開業に先立つH27年4月に開所し
現在、精神科医1名、臨床心理士1名が、
心理カウンセリング(自費)を担当しています。
R6年7月より全面リニューアルを準備中です。

「瑞枝会モデル」の実情・詳細については、是非、
R3年8月30日に幻冬舎から出版された『精神医療革命』を参照ください。購入サイトは書籍画像をクリニック! 

『精神医療革命』について

「革命」とはおおげさですが(・・・当初はタイトルの頭に「地味な」を付けたかったのですが
編集者から却下されました(苦笑)・・・)、
実際、保険診療と予約診療を自在に組み合わせた「瑞枝会モデル」は他に類例がなく、
ある先輩精神科医からは「自分が開業するならそうする」と評価も頂いているため、
本書が、精神医療の新しいあり方を提起しているとの自負はあります。
※「予約診療」:混合診療にならない「選定療養」としての予約料を追加で頂く診療

本書は、
・診療の質は落ち、患者さんは不満だが、収益は上がる「5分診療」でもなく、
・長めの診察時間を取るが、患者は長く待たされ、経営は悪化する「ボランティア診療」でもない、
・患者・医師・医院経営の「三方よし」を実現する「瑞枝会モデル」を、
志のある精神科医に引き続いてもらうため、
そのコンパクトな教科書となるべく、執筆しました。

そこには、以下のような内容が含まれています。
・「瑞枝会モデル」のビジネスモデルとしての分析
・「瑞枝会モデル」を実現するために必要な、精神科医としての対人援助スキル
・それを集約するキーワードとしての、フレーム(患者さんを捉える枠組み)、
アバター(担当医が立体ホログラムのように生成する患者さんの像)、
ボトルネック(複数の介入ポイントの中で優先順位の高いもの)
・実際の診療現場を再現する症例
(41才、会社員の男性、他院でうつ病の治療中、セカンドオピニオンを希望)
・地域の対人援助職の方々との連携の重要性とその実例
・精神疾患のスティグマを緩和するための「心身の反応の少数派:PSM」という概念
・診療や療養を支援するアプリの開発/患者さんの独立開業への支援
・著者の個人史の一部(生い立ち、精神科医を目指すことになった経緯など)

盛りだくさんの内容ですが、また、読者として精神科医を念頭に置いていますが、
学術的な記述は控えて、ビジネス書としてのスタイルを取っているため読みやすいです。
法人への入職に関心がある皆さまには、是非、手に取って頂き、
「瑞枝会モデル」を広めるために、私も一緒に働きたい、と思って頂けるなら、
これに勝る喜びはありません。

精神科医・臨床心理士/公認心理師の募集

<精神科医>
・当法人が分院展開をした際の、分院の院長候補を募集しています。
・精神科専門医の資格だけでなく、自費カウンセリング(200時間以上)の経験も求めます。
・「自費でもよいからこの先生に定期的に相談したい」と思ってもらえる力量が必要です。
・その実績を用意するために、瑞枝カウンセリングオフィスでカウンセラーとして
働いて頂くことも可能です。
・後任の精神科医のための、学術的な教科書も鋭意、準備中です。このサイトの「お知らせ」
にて概要や進捗状況をお伝えします。
・当院では、煩雑な書類業務を一括してクラウド上で管理し、医事受付が可能な限り、
その下準備を行っています。分院でもそのシステムがそのまま利用できます
・興味をお持ちの先生は、「お問い合わせ」のメールフォームから、まずはご連絡ください。

<臨床心理士/公認心理師>
瑞枝カウンセリングオフィスでの対面/オンラインでの心理カウンセリングを
担当して頂きます。
精神医療の現場での3年以上の実務経験を求めます。
・また採用にあたっては、精神疾患のF3、F4からそれぞれ1例、自閉症スペクトラム障害・
注意欠陥多動性障害からそれぞれ1例、合計4例で、その内、いずれかに心的外傷のケアが
含まれる症例レポートの提出をお願い致します。
・瑞枝カウンセリングオフィスのホームページを全面リニューアル中で、公開でき次第、
ご案内致します。
・そこでは、「瑞枝会モデル」を心理臨床に落とし込むためのノウハウも公開予定です。
・オンラインのみの場合、瑞枝カウンセリングオフィスへの来所は不要です。
・個人情報への配慮が可能な環境を確認させて頂ければ、在宅勤務が可能です
・クライアントも、全国区で集客予定です。
・興味をお持ちの先生は、「お問い合わせ」のメールフォームから、まずはご連絡ください。

少数派と多数派との共生

最後になりますが、
当法人の職場の雰囲気が伝わるように、
理事長より、3つの切り口からメッセージを送ります。
当法人では患者さんの苦しみには、
精神疾患の症状だけではなく、その疾患のために置かれた
少数派(マイノリティ)としての社会的立場から来る苦しみも多い、と考えています。
(精神疾患のスティグマ、とも言われます。)
その点を伝わりやすくするため、
サイコソマティック・マイノリティ
psycho-somatic minorityPSM;心身の反応における少数派)という造語を用意しました。
よって当法人のミッションは、
単に、精神疾患の患者さんの症状を治療するだけでなく、
PSMとしての苦しみを癒すことができるような、少数派と多数派とが共生できる社会を模索する
となります。
そのためには、まずは当院自体が、その共生の場になる必要があります。
つまり一人一人の職員が、毎日、患者さんと出会う時、お互いが、
その共生の体験を更新しているわけです。
研修で修得したサービス業としての接遇を超えて、かといって毎回、過剰にセンチメンタルにもならず、
サラッと、でもハートの底から「お大事に…」と声をかけられる、
そんな場を、職員一同、目指しています。

求めている人物像

求めている人物像
表向きも、こころの中でも、患者さんを見下さない、
そのような感性の方と一緒に働きたいと願っています。

ミスをしたら?

誰でも仕事上のミスはあるものです。
ミスはミスとして確認した上で、その場で必ず、ミスが繰り返されないような対策を一緒に考えます。
その場の空気としては、ミスをした人の劣った能力をいかにカバーするか、ではなく、
誰でも起こし得るミスが少しでも減るような、その職場のシステムの改善を一緒に検討する、という空気です。
さて、いかがでしたでしょうか。
対人援助職の皆さん、ぜひ、
少数派と多数派が共生できる社会を
一緒に目指しましょう。

令和6年8月吉日
医療法人瑞枝会 理事長 小椋哲

どういう職場作りを目指しているか