2020/03/02
スピリチュアル・リテラシー入門⑤:成長の道しるべ
さて、今回は
スピリチュアル・リテラシー入門の
5回目です。
前回は、こちら↓
そこでは、
バランスのとれた成長には、
ヒトの4つの機能、
それぞれのSQアップがポイントで、
得意なところから始めつつも、
不得意なところを放置しない、
それが肝要、とお伝えしました。
ところで、ここまでで
すでに、4回が終わってます、
とほほ。
先行きがかなり
長くなりそうなので、
見取り図のようなものが
あった方が、
モチベーションが
維持できるかと思います。
今回は、
その地図をお伝えします。
・・・
シンディのSQ21には、
21個のスキルが
紹介されていました。
このシリーズでは、
そのうち、11個を
お伝えする予定です。
※すでに、9番目のスキルは
お伝えしていますね。
このシリーズの目的は、
人は死んでも無にはならない、
という見方に親しむこと、
でした。
あわよくば、親しむ、
ではなく、体得できる、
となおよいのですが。
そして、さらに、
死への恐怖が少しでも減るように、
「生きながら死ぬ練習をする」
という提案をしましたが、
それって、一体、
どんなイメージのことなのか、
それに親しんでもらうことも
目的にしています。
そして、
その目的を達成するための、
最小限のスキルのセットを
小椋の経験から選んだものが、
これからご紹介する
11個、になるわけです。
11個は、バラバラではなく、
まとまったテーマごとに分けて
整理することができます。
早速、
「地図」を開いて
見てみましょう。
※Noは、SQ21の中での
スキルの番号です。
※A〜Eの分類は、
SQ21に若干、修正を
加えています。
・・・
A:導入
・No.9「人間の知覚には限界があると知る」
今回を含めて、5回で、
この導入を扱っているわけです。
直感、という人間の能力について
もう少し信頼してもよいよな、
という気分が大切です。
同時に、
心身のバランスを崩さずに
取り組むための初歩的な注意事項を
お伝えしたわけです。
・・・
次回からは、以下になります。
まず、
B:宇宙に対する意識の拡大
※3つのスキルが含まれます
・No.6「自分が宇宙全体と相互作用していることを知る」
いきなり、宇宙の話がでてくると
ちょっと引き気味になるかも知れませんが、
まずは、
自分の周囲の人間、ですね。
そして、動物や、自然環境。
相互作用をしている現実を
まずはしっかり自覚しよう、
という気分が大切です。
・No.10「宇宙には五感を超えた(霊的な)法則があると知る」
むむむ・・・。
法則、というと取っ付きにくいですが、
そうした方が人生、うまくいくよな、
という倫理、とか先人の知恵、
という感じでもOKです。
先走っての質問ですが、
なにか、そのような法則、
信じていますか?
・No.11「宇宙を司る超越的な何ものかを体験する」
おー、出たー、という感じです。
この辺で、
スピリチュアルとか、生理的に合わない・・・
という方、
眉をひそめておられるかも知れません。
まあ、
そうおっしゃらずに(苦笑)。
シンディは、そのあたりを心得ていて、
月面着陸を果たして帰路についた、
ミッチェル宇宙飛行士が、
宇宙船の窓から
母なる地球、月、そして
太陽を見た時の体験について
紹介しています。
このBのセクションが、
(前回も少し触れた)
ハイヤーセルフを体験する上での
準備になります。
※再掲します
エゴ:自己中心的な自分
ハイヤーセルフ:自己中心的ではない自分
・・・
そして、その次は、
C:自己に対する意識の拡大
※ここにも、3つのスキルが含まれます。
・No.1「自分の世界観を知る」
自分に特有の物の見方に
自覚的になる、ということです。
踏み込んで言うと、
自分の世界観とは、
エゴが見ている世界、ですね。
・No.2「自分の人生のミッションを知る」
ミッションとは、使命、
という意味ですが、
先回りして言ってしまうと、
ハイヤーセルフが
エゴに対して与えた
人生の使命、それを知る、
ということです。
・No.4「自分の内的葛藤に適切に対処できる」
確かに、そうできたら
いいですよね、でも、
そう簡単には、いかない。
なぜか?
突き詰めると、その葛藤って、
エゴとハイヤーセルフとの
ケンカだから。
シンディは、
ガンジーの例を引いています。
弁護士なのに、
あるべき社会の実現のためとは言え、
英国の法を破ってもよいのか、
投獄や殺害のリスクもあるのに、
という葛藤・・・。
このCのセクションに含まれる
3つのスキルは、
一つ一つ順番に取り組む、
というよりも、
同時進行するしかないです。
・・・
Cのセクションを踏まえて、
やっと、次に取り組めます。
D:ハイヤーセルフの自覚
ここに含まれるスキルは、
・No.5「エゴとハイヤーセルフが区別できる」、
この一つです。
ここまで来ると、
このシリーズの目的に
肉迫できます。
1回目に、
死ぬとは、
死んで消滅する部分が死に、
消滅しない部分が分離していく、
という現象なのですから。
とお伝えしましたが、
消滅する部分が、
肉体を含むエゴで、
消滅しない部分が、
ハイヤーセルフだ、
とお伝えしたいからです。
(だから、人は死んでも、
ハイヤーセルフは残る、
と言える)
だから、このDが、
一つの目標です。
・・・
Dの後は、
その達成をさらに磨くための
セクションになります。
E:ハイヤーセルフによりよく従うための練習
※ここにも、3つのスキルが含まれます。
・No.12「霊的成長に注力できる」
・No.13「人生をハイヤーセルフに導かせることができる」
・No.14「ミッションに従って生きる」
今回も、かなり
長文になってきたので、
詳しい説明は別の機会にしますが、
このEのセクションで、結局は、
自分の中のどこが、
エゴに支配されていて、
どこがハイヤーセルフなのか、
その分別が、どんどん、クリアになる、
ということです。
先回りして補足すると、
決して、エゴをゼロにする、
ということが、目標ではないです。
エゴがありながらも、
ハイヤーセルフが主導権を握って
人生を送る、
ということです。
それが、いわば、
「生きながら死ぬ練習をする」
ことの、実情です。
・・・
人は死んだら
無になるという見方で
苦しんでいる時、
Do:
自分の中の
ハイヤーセルフというものが
感じられるなら
死の恐怖は減ること、
そして、
11個のスキルに取り組めば
そこに到達できる可能性があることを
知る。
Don’t:
ハイヤーセルフなどと言うものは
特殊な感性を持った者にしか
体験できないと
速断する。
<編集後記1>
なぜ、小椋は、こんなに
スピリチュアル・リテラシーに
文書を割くのでしょうか?
答えはただ、一つ。
長く精神疾患に苦しむ方は、
SQを上げる以外、
その不自由から脱出できない、
と確信するからです。
もっと言うと、
病い、というものが、
その人のSQをあげるために
与えられている、
とすら、言ってもよい。
このメルマガで紹介してきた、
感情リテラシーも
認知リテラシーも、
それぞれのスキルが上達すると
SQが、上がります。
<編集後記2>
しばらく
このシリーズが続きますが、
その都度、
小椋の個人史からのエピソードも
織り交ぜる予定です。
(飽きないように(苦笑))
それでは今週も
マイペースで乗り切りましょう!