2020/12/28
エナジー・バウンダリー入門⑫:修復のためのボディワーク
さて、今回も、
エナジー・バウンダリーのテーマが
続きます。
前回は、こちら↓
エナジー・バウンダリーを修復する、
5つのステップ、
1:負の感情を手放す
2:過去の意念を手放す
3:新しい意念の設定
4:転んでも起き上がる
5:新しい意念を維持する、
前回は、
その3を、お伝えしました。
今回は、
4:転んでも起き上がる、
について、お伝えします。
・・・
エナジー・バウンダリーを
修復しようと努力しても、
毎日、生活していると、
また、ダメージを受けてしまう、
ということは、もう、
どーしても
避けられませんね。
だから、転んでも、
起き上がる作戦を持っておく必要が
あるわけです。
今回は、
簡単なボディワークを
お伝えします。
目には見えないけれど、
自分のからだを包んでいる
エナジー・バウンダリーを、
イメージとして修復する、
そんなワークです。
・・・
椅子に座っても、
立ったままでも、OKです。
前回、ご紹介した、
ハイヤーセルフと
コンタクトを取る時の段取り、
覚えておられますか?
場所、姿勢、呼吸は、
その時と、同じでお願いします。
自分の頭の上に、
自分の頭がスッポリ入るぐらいの、
大きなエネルギーの球が
置いてある、と
イメージします。
両手を
その球の左右から添えて、
それを実感します。
左右の手のひらは、
頭のてっぺんより上方で、
肩幅ぐらいの間隔で、
お互いが向き合っています。
左右の肘は、
90度か、それ以上で
曲がっています。
はたから見たら、
?、なポーズです(苦笑)
・・・
このエネルギーが、
ハイヤーセルフから流れてきている
何ものか、ということです。
これ、皆さん、
それぞれ、イメージしやすい
イメージで、OKです。
光、なら、
白い、あるいは、金色の、
やわらかな、きよらかな、
光、などで、OK。
気体、なら、
白い、あるいは、淡い紫の、
落ち着いた、すがすがしい、
気体、などで、OK。
微粒子、などでも、
OK。
波動、などでも、
OK。
このエネルギーが、
自分を見守ってくれている
ハイヤーセルフから
流れてくる・・・、
そして、
頭の上の
大きなエネルギーの球に、
どんどん、どんどん、
満ちてくる・・・。
これだけでも、
なんだか、
落ち着くと思います。
・・・
たまってきたら、
ゆっくり、ゆっくり、
手のひらの位置を
肩に乗るぐらいまで
下げてきて、
大きなエネルギーの玉を、
まるで
宇宙飛行士の大きなヘルメットを
かぶるように、
かぶっちゃいます・・・、
すっぽり。
むむむ・・・
これが、なんだが、
すごく、安心。
だんぜん、守られている。
周囲の人の視線や
話し声など、
遠のいていく、
どうでもいいよね・・・、
怒鳴られても、
守ってくれるから・・・。
顔の表情筋や、
アゴの緊張が、
ゆるみます・・・。
うなじや後頭部まで、
耳の穴の奥まで、
鼻の穴の奥まで、
大丈夫・・・。
これ、
頭部だけですが、
エナジー・バウンダリーが
復活した状況ですね。
・・・
あとは、この感覚を
全身の皮膚に、
広げていくだけです。
まずは、左右の手のひらを、
左右の鎖骨の上のあたりにおいて、
(手のひらは自分を向いています)
自分の胸の前面を、
なでおろしていきます、
ゆっくり、ゆっくり・・・、
肋骨の下端まできて、
さらに、
横腹まで降りてきて・・・、
さらに、
腰を通り過ぎて、
左右の大腿の前面をなぞって、
左右の膝を通過して、
足首の前面を通過して、
足の甲から足の指先まで、
なぞっていきます・・・、
なぞった部分の全部で、
エナジー・バウンダリーが
復活する・・・、
それを、
感じながら・・・。
・・・
そして、もう一度、
手のひらを、
エネルギーのヘルメットを
装着した時の位置にもどして、
こんどは、
自分の背面を、同じ感じで、
なぞっていきます。
肩甲骨の上に来たところで、
一回、手のひらを返して、
親指が下側になるようにしないと
ダメですね。
ちょっと、猫背になりますが、
肩甲骨の下の辺りから、
腰のまで、
なでおろしていくわけです。
その後は、
お尻から、大腿の裏側、
膝の裏側、ふくらはぎ、
足首からかかとまで、
エナジー・バウンダリーを
復活させて行きます。
そして、
足の裏を通じて、
大地に、地球に、
このエネルギーを
返してあげてください、
そして、
頭の先から、
つま先まで、
このエネルギーに包まれて、
あなたの
エナジー・バウンダリーは
修復されています。
・・・
このワークは、実は、
シンディの本には、
載ってないです。
これぐらい、
みんなできるよね、
ぐらいなノリなんだと思います(苦笑)
なので、このシリーズでは
基本的なワークとして、
今回、追加しました。
この種のワークは、
いろいろな身体技法の伝統の中で、
似たようなもの、いっぱいあります。
参考までに、
禅のお坊さんの、
白隠という方が実践した、
軟酥の法、というワークがあります。
こちら↓
中国の気功では、
エナジー・バウンダリーに相当するものを、
衛気(えき)と呼んでいて、
皮膚の表面を
なでるような気功があります。
インドのヨガや、
ユダヤのカバラの伝統では、
光のイメージで行うパターンが多いです。
今回、ご紹介したものは、
それらを参考にして
小椋が組み立てたもので、
以前、
ダンスムーブメントセラピーを
行っていた時の、
クールダウンの定番の動き、
それを
紙上で再現したものになります。
・・・
エナジー・バウンダリーや、
ハイヤーセルフは、
ふつうは、
目には見えません。
なので、
それを体験するには、
人の4つの機能、
信じる、
考える、
感じる、
動く、
その全体をフル活用して
体験する必要があります。
意念、というものは、
主に、
信じる、考える、
で体験できます。
今回のワークは、
感じる、を
活性化する意義があります。
その結果、
ストロー症候群、
スポンジ症候群、
ワーカホリック症候群などのしんどさが、
現実的に、
ましになっていく、という
「動く」(物理的な現実)
のレベルでの変化が起きると、
さらに一層、
目に見えなくとも、
しっかり体験できたことに
なるわけです。
・・・
次回は、
対人関係におけるダメージを
回避するための作戦を
お伝えします。
・・・
ちょっとしたことでも
影響を受けやすくて
困っている時、
Do:
エナジー・バウンダリーを修復する
イメージによるワークに
取り組んでみる。
Don’t:
一回、やってみて
ぜんぜんわからなくて
落ちこむ。
※感じる、が苦手な方は、
独習はやりにくいかも知れません。
診察で相談してみて下さい。
いかがでしたでしょうか?
同じ悩みをお持ちの方は、
ぜひ一度、お問い合わせください。