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2019/10/03

精神障害者と起業⑧:短所が長所に変わる時



さて、今回は、
クリニックに通院中の
20代、女性で、
病状を抱えながらも、
ご自身のサイ トで
オリジナル雑貨(以下、雑貨)の
通販を実践されている、
Mさんのインタビューの、
続きです。

前回はこちら↓
(アイキャッチ画像にチンチラ登場)

・・・

Q6:
雑貨の製作・販売の中で、
楽しい部分、苦しい部分は、
どんなところですか?

A6:
絵に描いたものが
かわいく形になることや、
買ってくださった方が
大変喜んでくださることが楽しいです。

苦しい部分は、
体調が悪い時に
"このまま動けなかったら
今月の収入が危ない”
追い詰められることです。

・・・

Q7:
M さんの病状が、
雑貨の製作・販売に
影響を与えている部分は
ありますか?

A7:
双極性障害の軽躁状態と、
おそらく発達障害の
興味がコロコロ変わる気質は、
デザインを次々生み出すのに
向いていると感じます。

・・・

Q8:
新作を発表すると
たちまち売り切れになると
お聞きしました。
さらに売上をあげるために、
今、取り組んでおられることは
ありますか?

A8:
ブランドの理念、世界観を
一貫して表現すること。

きちんと利益が出る
適正価格で売ること。

ファンの人が飽きないような
面白い挑戦をし続けること。

現在はブランド1周年の
ぬいぐるみ製作プロジェクトと、
ブランドアートブックのプロジェクトに
取り組んでいます。

フォトコンテストで入選した方の
写真を掲載するなど、
ファンの方も参加できる
雰囲気を作っています。

・・・

Q9:
(可能であれば、概算で結構ですので)
売上はどれくらいになりますか?

A9:
9月で1年になりますが、
300万円以上の売上となります。

・・・

Q10:
M さん以外にも、
病状を抱えながらでも
特技を活かして、商品を製作・販売して、
収益を上げることに
努力されている方が、
多くおられます。

その方々への
応援のメッセージを
お願いします。

A10:
何か1個でも始めるだけでも
十分プラス。

さらにステップを踏んで
少しずつ
できることを増やしていけば
利益も伸びていきます。

ビジネスの勉強もすると
さらに面白くなっていくかも。

自分の頑張りで
お金を得ること、認められている実感は
すばらしいものです。

私は病気が無かったら
創作に使う時間もなく
起業というチャレンジは
しなかったと思うので、
これは良いチャンスだったと捉えました。

ぜひ楽しんでください!

・・・

いかがでしたか?

確かに、Mさんには、
軽躁状態で製作に集中すると、
その後、
抑うつ状態になって
動けなくなる、

そのパターンを
続けてしまう時期が
ありました。

でも、徐々に、
製作しても
生活リズムを維持する努力を続け、

抑うつ状態で寝込む期間は
大きく、減りました。

そうなると、
発達障害の特性の
奔放なアイディアと
集中力を、
創造力として発揮することが
できるようになる。

PSMの不自由な部分を
工夫して修正すれば、

PSMならではの部分を
活かすことで、
独立・起業を目指すことは
絵空事ではない、
というわけです。

・・・

さて、
PSMの立場でも
起業できるのか
という不信がよぎる時、

Do:
PSMとしての症状や特性は、
欠点でもあるが
長所にもなると知り、
欠点を修正し
長所を活かす。

Don’t:
自分には長所がないと
思い込む。
(欠点と長所は表裏一体)

いかがでしたでしょうか?
同じ悩みをお持ちの方は、 
ぜひ一度、お問い合わせください。